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バークリーに編入学する滋慶学園グループの学生のために創設された「奨学金」第1号に齋藤大陽さん 「世界最高峰の空気を自分のものにしたいと思います」
2016.04.21
滋慶学園グループがバークリー音楽大学の日本での唯一のパートナーシップ校となる契約の締結調印式が行なわれた4月20日(水)、契約に基づいて新たに創設された「奨学金制度」の第1号奨学生に甲陽音楽学院(神戸市灘区)高等部をこの春卒業した齊藤大陽(まさあき)さん(18歳)がバークリー奨学金委員会によって選ばれました。
齋藤さんは長野県の出身で、両親が著名なギタリストという音楽一家に育ったいわば音楽界の“サラブレッド”。4歳の時からピアノやクラシックギターを習い、13歳の時にベースギターに触れてベースの虜になってのめり込みました。甲陽音楽学院の高等部で本格的に学び、この春卒業と同時に、パートナーシップ校で父親の出身校でもあるバークリー音楽大学のベース部門に進学を決めました。
この日、滋慶学園グループの浮舟邦彦総長からバークリーに留学する2年間の奨学金目録と盾を、またロジャー・ブラウン学長からバークリーのキャップを貰った齊藤さんは、「最高の気分です」と喜びを全身で表しました。
ロジャー・ブラウン学長「世界最高のベースのレッスンを受けることができることを幸せに思って下さい」と祝福
また、ロジャー・ブラウン学長から今回の奨学金第一号に選ばれたことと、バークリーへの入学決定のお祝いを受け、同学長から「バークリー音大で出会う学生たちは将来あなたのバンドのメンバーであったり、ビジネス上の相棒になるような人であったりとか、競争相手であったりとかになる人です。ボストンの現地であった学生を恐れることなく将来のいい関係を作ってください。
あなたはベースの学科で学びますが、バークリーの世界最高のベースのレッスンを受けることができることを幸せに思ってください」と栄誉ある激励の言葉を贈られました。
報道陣からのカメラのフラッシュを受けた後、司会者からコメントを求められた齋藤さんは、感激の表情を浮かべながら、「このたびは奨学金をいただき、私の力だけでは得ることが出来ない学びの機会をいただいたことに感謝しています。バークリーでは、滋慶学園グループのシンボルマークにあるように、五感を存分に発揮して創造活動を行い、世界最高峰の空気を自分のものに出来ればいいなと思っています。そして音楽をコミュニケーションの力として世界と一体となれたらいいなと思っています」と述べ、会場から大きな拍手を浴びていました。
齋藤さんは8月に米ボストンに向かい、9月からの新学期に臨みます。
頑張ってください!斉藤くん。