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【新東京歯科技工士学校】 新東京で世界中から集まった63名の歯科技工士が学んだ3日間!~審美歯科技工の世界の第一人者、 Willi Geller氏を迎え実習会開催~
新東京歯科技工士学校では、通常の授業のほかに、プロ向けの実習会なども開催しており、このほど「Willi Geller実習コース Advanced Posterior hands on course with Creation ZI-CT」が3日間にわたって、oral design の主催で開催されました。
講師は、治療と共に美しさも追及する審美修復治療では最も歴史があるといわれるポーセレン(陶材)審美修復の第一人者で、74歳になる今なお、世界的に活躍する歯科技工士のウィリー・ゲラー(Willi Geller)氏です。
ゲラー氏は、審美歯科界の第一線で活躍する歯科技工士や歯科医師の多くが、同氏から何らかの影響を受けているといわれている人物です。
実習会には、ゲラー氏の作る“リアルな歯”に一歩でも近づきたい!と願って努力している63名の歯科技工士らが、それぞれ忙しい時間をやりくりして本校に集まりました。本校の卒業生も交じっており、日本各地からの参加者に加えて、遠くイタリアから通訳者を伴ってわざわざ参加した人もいました。
実習会は半日の講義と2日間の実習の形で行なわれ、参加者たちは、ゲラー氏の製作するそのテクニックを真剣な眼差しで観察し、臼歯を製作しました。臼歯の製作で使用した歯の材料はジルコニア陶材の中でも3世代目、比較的新しい素材でもあったので、従来の陶材とは異なる発色や質感の違いも実感することができた、貴重な実習となりました。
実習は日頃、歯科衛生士科の学生が使用しているユニット実習室でも行われました。ゲラー氏の製作した歯は、歯科医師によって患者役の女性に装着されました。参加された方々は、その見事な出来栄えに感心すると共に、患者役の女性の笑顔にも、立ち会うことができました。
本校は新校舎へ移転して以来、学会や勉強会、実習会の会場となる機会が増えました。業界への貢献する機会が増えたことを喜び、今後も歯科医療業界に直結した専門学校として業界との信頼関係を深めていきます。
(広報センター 清水)